絶対きっと好き

オタクの独り言

個人的にお気に入りのBLCDを紹介する回

 

味を占めるな

 

前回書いたやつが思いの外いろんな人に見られていてビビっているオタクです。こんにちは。早く2019年11月から脱却したいと願う今日この頃です。

というところで(どういうところでだよ)タイトル通りのお話をします。最推しについては散々語り倒してるのでそれ以外で。

ポンポンと思いつくまま書いてます。だいたい最近のものなはず(リリースから5年以内ぐらい)あと書いてて分かったんですがだんはじシリーズ率がやたら高い。欲に忠実なので…

 

  • サハラの黒鷲

熊谷健太郎天才シリーズその1。

本当に初受けか疑う。いや、マジ……………??????

最初はめちゃくちゃ抵抗してるのに回を増すごとにトロトロになっていく様を見事に演じている。でも根底はずっとスパダリ。こんなん嫌いなオタクおらんのよ(ノブ)真名をアルキルに伝えるシーンがヤバすぎて震えた。

サトタクさんは抜群の安定感。湿度のある色気を出すのが本当に上手だな…シンプルに良い声すぎる。攻めの中でも過去一のハマり役かもしれんと思った。アルキル実在するじゃん…

アラブものだしエロ多いけど、話が全然トンチキじゃなくてちゃんと面白いのですごい。脇を固める方々も榎木淳弥だったり山下さんだったり木島さんだったりヨシキだったりで豪華すぎる。

 

  • やましい恋のはじめかた

熊谷健太郎天才シリーズその2。

今までのオラオラ系な受けとは違ういたって素朴な子。真面目で優しいお兄ちゃんで序盤春に流されまくっても、春を弟として大事にしたくてどうすればいいのか悩む様子を丁寧に演じていた。絡みで本領発揮するところもヤバい。フィフス特典ミニドラマのラストが序盤からは考えられないぐらいぐちゃぐちゃに溶けまくっててひっくり返った。

ヨシキも安定の天才ぶり。最初こそ本心に蓋をしている感じだったけどいざ健太郎に積極的に迫られると押され気味になるところが年下感があって良かった。以前にヨすBLで「昔自分が出た作品を調べてたら下手って言われてて数年越しに凹んだ」って言ってたけど今の聴くと本当にめちゃくちゃ成長したな…と思う。この界隈を支えてくれて感謝です。

 

【男子高校生、はじめてのシリーズ】

  • 第3弾 生徒会役員の密かな謀

シナリオがなかなか強引だったり2人とも声に貫禄があって高校生感があんまりないとか考えてしまったりするけど、興津さんの演技力ですべて解決していくストロングスタイル。最初聴いた時プロすぎてビビった。だんはじシリーズはフェードアウトがないので、興津さんのピロートーク中のぽわぽわした声が好きなオタクにはたまらんのですよ…

余談ですが、興津さんの受けが好きな人にはくまちゃんの受けも絶対に刺さると思っています。上擦った声とかトロトロ具合とかの系統が似てる気がする。

 

  • 第6弾 甘やかしてよセンセイ

設定が大勝利。生徒×先生って良いよね

新垣さんは「囀る鳥は羽ばたかない」で初めて知って、この役は間違いなくハマるだろうと確信していた。倫理から外れた美術教師がまぁ〜〜〜〜性癖に刺さった。大人の余裕を随所に感じるけど受けなところがたまらん。

拓ちゃん初っ端からめちゃくちゃ難しい役どころだったと思うし実際拙さもあったけど、拙さとか未熟さとかが「ちょっと斜に構えてる大人になりきれない子供」感を出せてて良いキャスティングだったなと思う。

 

  • 第11弾 甘えたがりキングと世話焼きジャック

だんはじシリーズでここまで普通じゃない高校生(+教師)ばかり聴いてたのでこれを聴いてると安心感がある。

淳弥は自然なお芝居がほんとうまいな。ふとした時に出る言葉がリアル高校生感あって好き。「ずっと見てたのになあ」というセリフが個人的にクリーンヒットだった。たびたび壱哉先輩におちょくられてキレるけどそのキレ方がとても可愛い。敬語とタメが混ざる感じがこれまた絶妙。

くまちゃんは攻めやらせても上手いのですごい。令和のオールラウンダー名乗れる。「みーとっ」って名前呼ぶのすごい好き…

 

  • 第12弾 BADBOYは諦めない

おのゆの受けが昔から大好きなんだよ………………一時期いなくなって復帰してからは受けが結構多くてうれしい。ダウナー系の元ヤンで色気がヤバい。おのゆってかなり色々な作品に出てるのに毎回喘ぎのバリエーションが増えてて恐ろしい。特典ディスクの寝ぼけてふわふわしてる声が一番エロかったなと思う。

濱野さんのガッツいていく攻めもとてもよかったな〜高校生らしい。でもめちゃくちゃ一途だし無理矢理じゃなくちゃんと相手のことを考えてくれるので安心して聴けた。

 

だんはじラッシュになってしまった。興津さん、樽さん、おのゆというBLCDの趣味を拗らせるハメになる原因になった方々がこのシリーズで往々にして受けなの自分得すぎるんだよな…助かる…これで推しが受けで来たら供給過多で死ぬと思う。

 

  • 魔彼 MAKARE〜魔は来たりて彼を落とす〜eins「愛の章」

山中さんを知るきっかけになった作品。設定がみんなこういうの好きじゃん…な感じ。いろいろ特有の単語出てくるけど公式サイト見ればだいたい分かるし、なんならあんまり分からなくても良い声ラッシュなので楽しめると思う(頭が悪い発言)本番トラックが確か50分ぐらいあってだんはじレベルの開き直りっぷりにニッコリする。オリジナルの特権。

山中さんの若干ツン混じりな美人ボイスにやられた。おそらくこれがBLメイン初だった気がするけど絡みもちゃんと上手いのですごい。サトタクさんのスーパー攻め様ボイスも言うことなし。2人の声の相性が良すぎる。

 

BLCDでこんな爆笑したの初めて。

「純情童貞ドS帝王」なんてキャラがCVガチ帝王で聴ける令和、最高……………………字面見ると設定盛りすぎ感あるけどほんとそのままなので困る。お手本のようなドS演技から余裕ない可愛い演技までたくさん聴けて森川さんてやっぱりすごいんやな…と思った。それはそれとして普通濡れ場でデスメタルは流れんのよ

山中さん、今まで聴いたものが美人系ばかりだったのでこんな陽なキャラもできるんだな…と感動した。ツッコミの凄まじい勢いからの見事に改造されてグズグズにされるのギャップが最高。「ちゃんと責任取れよバカ〜〜ッ!!」が好きすぎる。山中さんは快楽に弱い感じが上手いので、エロいこと大好きな残念リーマン役がとてもハマっていた。これは共感されなくてもいいけど「よしよし♡」とか「ん〜いくらでも出せ出せ♡」とかにママみを感じ新たな扉を開きかけた。恐ろしい

 

  • 俺たちナマモノ?です

たそ目当てで聴いたら江口さんに刺された。めっちゃ声がカッコいいじゃん……寡黙で毒吐くタイプのキャラだけどラストに自分の思いをぶちまけるところが好き。江口さんは今までもそれなりに色々出ている気がするのでちゃんと調べようと思った。攻め演技に落ちたの久しぶり。たそはこんなキラキラした明るい子もできるんだな〜となった。原作で小文字になってるセリフの表現がいちいち可愛くてツボにはまった。

エロもちゃんとあるけどノリが終始わちゃわちゃしてるので、どちらかというとキャラの掛け合いのテンポを楽しむ感じだったな〜あっけらかんとしたマネージャー役の羽多野さんやメチャ声が良い韓流アイドル役のおのゆという手堅いベテランも揃ってて楽しく聴けた。

たそ、個人的には桜庭薫の印象が強すぎるのでこういう系統の受けもやってほしいなとこっそり思ったりした。

 

推しが出ている「オオカミくんはこわくない」のスピンオフ。伊東さんはこれまでもそこそこBLに出てたけどキャラの設定がしっくりこないことが多かったので、美人系でお堅い委員長役は個人的にかなり刺さった。最初こそ「完全に例の層を狙っとるやんけ!!!!」とか思ったし、2人ともそこまで出演数がある訳じゃないから不安があったけどちゃんと相性よくて安心した。皆さんどんどん場数を踏んでほしい。

スピンオフなので当然のがみさんとくまちゃんも出てくるんですが、しっかりイチャイチャしてて可愛いので癒される。できることならフィフス限定版を買ってほしい。これはのがみさんやくまちゃんのオタクにもオススメできる。志狼くんのあまりのヘタレっぷりにやきもきする黒兎くんがかわいい。「オオカミくんははなさない」も出たし続編待ってるぞ!どうしても音声で聴きたいセリフがあるんだ…

 

  • 三兄弟、おにいちゃんの恋

推しが出ていますが、正直一番話したいのがスーちゃん×甲斐先生。ずっと気になってはいたんだけど山下さん好きのフォロワーさんに背中を押されて聴きました。本当にありがとうございます。生徒×先生って良いよね(2回目)

スーちゃんがとにかくヤバい。あの屈強そうな見た目からこんなロリボイスが…?と脳がバグる。聴くタイプのシャブです。ついつい何回も聴いちゃう。「ごあいさちゅ」があまりにも可愛すぎて初見の時困惑した。でも攻めなんだよな…

かさまさんも凄い。自然にお上手だったので初受けだったのとても驚いた。信じられん…「僕の恋人性欲強いぃぃぃぃぃぃ」がコミカルながらスーちゃんにメロメロな感じが出てて良かった。

 

 

思いつくまま書いたので前回以上に乱文になってしまった。気になってる作品はまだまだたくさんあるのでマジで5000兆円欲しい。私は他のオタクのダイマが大好きなので、何かオススメのCDがあればいつでも@mumumSnまでご連絡ください。おわり。

野上翔さんのBLCDの良さを知ってほしい

 

誰も書かないなら私が書く。

 

初めまして。周囲の人からモロに影響を受けて作ってみたけどこういうのって最初どうやって書き出せばいいんですか?

 

オタクとして物心ついた時からBLCDという媒体が好きでした。なんでかってBLが上手い人は大体通常演技もサイコーという認識があるのと、1時間ないし2時間ぐらいで好きな人の演技ががっつり聴けるから。タイトルにある私の最推しについても明確にハマったのがBL出演からという杞憂なタイプのオタクです。野上翔さんはいいぞ。

で、なぜ突然こんな長文をしたためようと思ったのかと言いますと、推しのBL演技を聴きたくて仕方ないオタクなのに2019年11月から新規受けが一切来ず飢えているからです。ここ最近攻めで出ている作品の続編が決定したのですが当のご本人が「正直もう飽きられたのかと思ってた」という旨の発言をされてて「そ"ん"な"こ"と"な"い"よ"!!!!」となりました。この界隈について喋ってるとかなり気持ち悪くなるので今まで割とひっそり喋ってたんですが、供給が無さすぎてもう開き直った。ここに載せる意味があるのかは分かったもんじゃないですが、需要はここにあるぞ!ということぐらいは声を大にして言っていきたい。もっと評価されるべき声優さんだと思っているので…(素直に直接リク送ればいいんだろうけどつっぱねられるの怖いし…)

 

前置きが長すぎる そろそろ本題です。

一応リリース順に並べてあります

 

⚠︎最初に

・宗教上の理由からここには受けの作品しか載ってません

・フリト大好きマンなのでその話もします

 

  • 恋するヤンキー1・2

中島ヨシキ(風弥透)×野上翔(仙崎葵)

仙崎葵は中学校の帰り道、難癖をつけられ不良高校生に絡まれていた。
そこへ偶然通りすがったヤンキー高校生・風弥透に助けられる。
「お前も大切なものを守りたければ、強くなれよ」
まるでヒーローのように自分を助けてくれた透に憧れ、高校に入る頃、葵は地元で有名なヤンキーになっていた。
喧嘩三昧な日々を送っていたある日、高校に新しい保健医が赴任してくる。
なんと、それは自分を助けてくれた風弥透だった。
憧れの風弥透と再会を果たした葵だったが、その想いは徐々に変化していき……。

https://chocolatblanc.jimdofree.com/montblanc-records-1/

これ初受けなんですけど、普通に天才すぎてビビったのが懐かしいです。初回にしては絡みが多すぎ るしやってることも特殊すぎるんですけど、初々しいながら随所にセンスを感じる。正統派ツンデレ受けかわいい。シンプルに癖に刺さる。初回からトロトロ感を出せる人は大体伸び代が凄いと思っている。ちょうどこれが出る時に期間限定の1人ラジオをやってて、「めちゃくちゃがんばったからみんな…聴いてね?」としっかり宣伝してくれてこの人、信頼できるとなりました。

ある程度の思い入れはもちろんありますが、このレーベルにあまり良い思い出がなく…(ヒント:露骨なキャスティング)あと作品としても割とトンチキだったりするので(ヒント:攻めが悪い意味でサイコ)おすすめできるかと言われるとちょっと…という感じだったりします。オリジナルとはいえ割と定番の設定だから外すことはそうそう無いはずなのにな…初受けとしては及第点以上だと思うんですが内容で過小評価をされてしまった感じがするのでちょっと辛い。

ただフリトが本編より面白い(いやダメだろ)BL登り竜というパワーワードが産まれたのはここです。初のお相手が気心が知れた中島ヨシキで本当に良かった。

 

  • アワーハウスラブトラブル

中島ヨシキ(石動要)×野上翔(楽々浦勇助)

格安大学寮の閉鎖により窮地に追い込まれた苦学生のの彦が苦労の末に見つけたのは男ばかりのシェアハウスだった。
そこは管理人の綺麗なオネエさん(♂)の趣味でイケメンのみが入居を許されるという不思議な条件があるも、無事にパスしてしまう。
期待と不安を抱えての入居当日。
シェアハウスの住人でチャラ眼鏡の男からお風呂に誘われたと思ったら、“えっちなこと”をするお兄さんと間違われてしまい——?!

https://www.marine-e.net/sp/ohl/

サブCPで特典ディスクの30分ぐらいしか尺がないけど満足度が高い。ちっちゃいやんちゃホスト役、はちゃめちゃにハマってる。のがみさんの一般的なイメージに一番近いかな?酔っ払ってふにゃふにゃになるのも、だめだめ言いながらも絆されてなんやかんやされちゃうのも良…ヨシキとデビュー作で絡んでるので安定感がさらに増している。(興津さん、2人の息がぴったりでめちゃくちゃ驚いていたらしい)実は松岡さんのBLも結構好きで、明るい感じの作品に出演することはあんまりなかったのでそういう意味でも嬉しかった。冷静に考えたら攻めがかなりヤバいやつだけどおわる先生特有のアホエロで楽しく聴ける。

あとフリトが冒頭からクソうるさくて大好きなので定期的に聴いてる。ヨシキ「野上さんは俺専用の(規制音)なんで」で死ぬほど笑った。過去のバイト先でのクレーム対応の話も聞ける。

 

  • 鬼が慕うは祟り神

森川智之(しい様)×野上翔(椿丸)

「しい様を一人にしません。俺がずっとお側にいます」

鬼と人の子・椿丸は、見世物として賊に捕らわれていたところを、廃退した森を司る祟り神によって救い出される。
ただ一人で永久の時を過ごす祟り神を、美しく思った椿丸は「しい様」と呼び慕い始める。
数年後青年となった椿丸は鬼が故の性欲の強さから、しい様の触手に自慰を手伝ってもらうようになり――…。

http://ginger-records.jp/oni/index.html

お相手が帝王の時点で勝利。

ヤンキーからメインについては期間がそこそこ空いたので(実はこの間にもデビュー作を出したところと同じレーベルからCDが出てますが黒歴史なので記憶から葬っています。詳しくは「焼栗」でググってみて)告知が来た日学校帰りにダッシュで原作を買いに行った思い出。

とっても元気で純粋なショタ演技〜いろいろ知っちゃった青年期までの演技が聴ける。サンキュージンジャーレコード…神様から伸びる触手であれやこれやするシチュがあるのは結構特殊ではある。まあファンタジーだから…森川さんは流石の安定感。今でもBLにガンガン出てくださるのほんとすごいよね…

特典のフリトが今も買えるのか分からないんですが、帝王と推しがBL現場について喋っているので永久保存版です。大先輩相手でメッチャ緊張しているのが丸わかりで好き。

 

  • オオカミくんはこわくない

熊谷健太郎(吠崎志狼)×野上翔(宇佐美黒兎)

動物から独自の進化を遂げた獣人が暮らす世界。
オオカミの志狼は派手な見た目のせいで誤解されやすいが、硬派で一途。
そんな志狼は褐色肌が目を引くウサギの宇佐美に恋している。
肉食人種ゆえ警戒されていたものの、
宇佐美を変質者から助けたことで志狼にだけ無防備な姿を見せてくれるようになる。
しかし宇佐美に発情期がきてしまい――?

https://e-fifth.net/spsite/ookamikun/

のがみさんデビューするならまずこれ聴け

ってぐらいにはおすすめできる。悪い人が基本出てこないやさしいせかい。癒し。黒兎くんが大人しめながら芯がしっかりしていてとてもハマってる。初めは肉食に対して警戒心を剥き出しにしていたのが、志狼くんに出会って少しずつ心を開いていく表現が素晴らしい。くっついたら思いの外積極的で、ウブすぎる志狼くんに我慢してほしくなくてむすっとするのかわいい。

個人的におすすめなのが昼休みににんじんを食べるシーン。咀嚼音、ちゃんと口が小さいんですよ…………ちゃんと「はむ」っていう……………これだけでも聴いてほしいレベル…………………(当方のがみさんの咀嚼音好きのオタク)

熊谷さんもマジで天才。くまちゃんは攻めも受けも上手いオールラウンダーだな…志狼くん、自分が過去に見たBLの中でも随一のいい子でちょっと泣いた。2人で毎週ラジオやってるだけあって絡みも息ぴったりで安心感がすごい。ラジオ公式がこれの予告ツイをRTした時はひっくり返った。

 

  • 熱愛ジャッジ

小野友樹(最上優征)×野上翔(穂野谷秋介)

「ひざまずいて奉仕してもかまわないくらい、好きだと言えますか?」

穂野谷秋介にとって、大学時代の先輩である最上優征は少し特別な相手だった。
年は離れていても友人と呼べる関係だが、単純に好きとは言えない。
見目がよく、何事も軽々と成し遂げられる彼に、秋介は劣等感を抱いてしまうからだ。

互いに弁護士になってからも友人関係は続いていたが、最上が海外赴任している間のやり取りはあまりなかった。しかし、彼が帰国するやいなや、突然「会おう」と連絡が入り、秋介は最上が自分を特別扱いしてくれることに気をよくして、了承する。
最上と再会し、ここ最近、立て続けに10人の女性に振られてしまったことを話した秋介は、食事の後、話をしようと最上の家に誘われる。妙な雰囲気に気づきながらも言われるまま最上の家に泊まることにした秋介だが、挑発にのりキスをされ、雄の顔を見せた最上に抱かれてしまう──。

https://st-noix.jp/brilliantprin/njudge/

特典も入れれば4枚組です。4枚組………………?????????ボリュームは過去一。小説朗読CDというなかなか珍しい感じなのでとっつきやすさは人それぞれなのかな〜と。セリフじゃない部分はなにかと直接表現がいっぱいあるのでちょっと気恥ずかしくなるなどしていた。のがみさんは堅物な会社員役で、今まであまり聴いたことない感じです。ちゃんとやることやってるし相変わらず天才ではある。がっつりエロ聴きたい!!!!って時に聴くタイプのやつ。ただ私がおのゆ〜さんに関しては受けがメチャ好きオタクなのでうぐ…となってしまった。これは単に自分の趣味の問題。作品は何も悪くない。ただ声、やっぱりめちゃくちゃかっこいいんだよな〜〜

 

  • ところで今は何番目でしょうか。

山下誠一郎(市川史郎)×野上翔(川吉れんげ)

れんげは大学構内で有名な、遊び人の同級生・史郎に声をかける。
あっと言う間に、友達になれたのはいいけれど、
大学デビューのピュアボーイにとってパリピの世界は分からないことだらけ…!!
思わぬ史郎の言動に、れんげはドキドキさせられっぱなし。
でも、それ以上に気がかりなのは、史郎に内緒で膨らむこの気持ちで…。

https://e-fifth.net/spsite/tokorode/

初見の時「このいかにもあざとそうな男の子役をのがみさんが………?????」と意外に思ってました。正直聴くまで想像ができなかった。ただ実際聴いてみるとめちゃくちゃハマっていました。なんなられんげちゃん、全然あざとくなくて自然に可愛らしさが滲み出てるタイプの子だった。そんなことを思ってたらフリトで似たようなことを山下さんがおっしゃっていて、のがみさんへの理解度が高すぎて信頼した。まぁ〜よく泣くけど芯が強い子なのが演技から伝わるので全然イラつかない。割としっかりやることやっていて、過去一ハート乱舞してて呂律回ってないのはこれ。話も適度に重すぎなくて割とリピ率が高いです。

山下さん、ちょっと意地悪な陽キャパリピがとてもハマってました。地の声はすごく真面目そうなのに(そして声質は演技しててもそんな変わらないのに)不思議だな…

これは余談ですが、山下さん好きのフォロワーさんがこちらを聴いていて感想拝読したんですが「野上さんかわいい」と言ってくださって嬉しかったな…他推しのオタクの方の感想助かる…

 

  • オマエは羊。

谷山紀章(正木司)×野上翔(佐原佑也)

不幸体質の大学生・佑也は、アパートの火事で何もかも失ってしまい、友人の家に居候させてもらうことに。しかしその友人の兄で家主の司は、大学の准教授に加え、所属ゼミの指導員と判明。
驚きつつも、念願のゼミに参加するチャンスに恵まれ、ゼミを取るか生活のためにバイトをするか苦渋の決断を迫られ頭を抱えていると、司からわりのいい仕事があると提案される。が、それは「司と一緒に寝ること」が条件の夜バイトで――!?

https://www.marine-e.net/sp/tb_pjt/

いたって普通の大学生役(冒頭で家が燃えるけど)。先生の隣で寝落ちするところがとても癒されるのでお気に入り。最中の演技も相変わらずとても可愛くてお上手なんですが、谷山さんの攻め喘ぎが少なくて(特に番外編トラック)壁打ち感が出てしまったのと割と容赦なくカットされてたりして物足りなさがあるな〜という印象です。個人的には正直あんまり印象に残ってない…ごめん…サラっとしてるので初心者には向いてるけどそれだったら自分はオオカミくんを推す。

 

  • 嫌いじゃないけど人間てコワイ!

吉野裕之(入間良太)×野上翔(斎木万里)

人間と淫魔が共存する学園。 アルビノ淫魔な臼井は、その見た目のせいでみんなに避けられ、一緒にいてくれるのはクラスメイトの不良・篠崎だけ。
極上のゴハンをくれる、と淫魔たちの間で評判な蒼谷はきれいな顔をしていて、いつも複数の淫魔を侍らせている人気者で「出来損ない」な臼井には縁のない人。
篠崎にお金を払ってゴハンをもらうも、お金もたくさんあるわけではなく、空腹で倒れそうなある日、噂の蒼谷が手を差し伸べてくれて――?(帰宅部アルビノくんの場合)

恋を知らない淫魔たちの、チグハグでえっちな性春食育ライフ♥
サッカー部、電脳部、帰宅部の3カップルを収録!

http://crownworks.jp/crws0048.html

2枚組CDの中の30分しかのがみさんの演じるCPの尺が無いんですが、それでも買ってほしいと思える作品。

いわゆる淫魔ですがやんちゃかわいい子で(ただやることやる時はちゃんと色気マシマシになります)精力は「ごはん」なのでとにかく雰囲気がカラッとしてる。咀嚼音オタクが歓喜するのがお分かりいただけるだろうか。くわえるのが下手くそでいつもごはんが口からもらえなくて「え〜ん!」「ひぃ〜ん…」て泣くのかわいすぎ………………部活のことになると熱血スパルタマネージャーになるギャップも良い。明るいキャラをやってる時ののがみさんは自分の十八番だからかすごい生き生きしてるので、こういう頭使わないタイプの作品にもっと出てほしいんだよな…本人もフリトでこういうのもっと出たいって言ってたので何卒

 

  • とろけて開いて

加藤将之(獄本龍之介)×野上翔(夏目貴文)

新人編集の夏目は、暴君と名高い売れっ子ポルノ作家・獄本龍之介の担当に。
我儘で気難しい獄本が突きつけた初仕事の条件は
『抱かれて官能小説の執筆に協力する』こと。
考え抜いたあげく渋々条件を呑むが…。

「本当は後ろも気持ちいいんだろ」
「さっきから中の締め付けがすごいぞ?」

読み上げる淫らな文章通りに獄本は夏目の身体を暴き、激しく抱き潰す。
これでもかと初めての快楽を教え込まれ、その先にあるのは…?

https://e-fifth.net/spsite/torokete/

これをダイマするためにこの長文を書いている

これまでの受けスキル全部詰め込みました!な欲張りセット。最初から凄かったのにまだ伸び代があるのか(畏怖)

官能小説を読みながら致すヤベー作品なんですけど、最初は純粋だった夏目くんが回を増すごとに着実にステップアップしていく様がとんでもないな…と思った。過去一ドドドドドドドドドスケベ。3話のとあるシーンで興奮とか萌えとか通り越して凄すぎて宇宙猫になった。もはやプロ…このシーンについて収録前スタッフさんに「一番感じてもらっていいですか」と言われた話ほんとすき。内に秘めがちな子が徐々に心を開いていく過程を丁寧に演じていて、これまでの経験の積み重ねもあって表現力がメチャ上がっている。ちゃんとエロだけじゃなく純愛です。

加藤さんも名前がめちゃくちゃつよい官能小説家ばっちりハマってました。声だけで表情まで伝わる迫力がすごい。2人はリアルでも仲良しだったりするので息ピッタリで良かった。

フィフス特典の慰安旅行編もヤバい。本編がくっつくまでかなり長かったので、ひたすらイチャイチャが聴けて幸せになってしまう。ついつい期待しちゃうけど空回りする夏目くんが可愛すぎる。

思えば2019年はフィフスアベニューに生かされてたんだなと思います。いつもありがとう。ちなみにこれを聴いていてもたってもいられずBLアワードにのがみさん激推し文をちるちるさんに叩きつけたら、結果発表のサイトにその文が掲載されたのはいい思い出です。

 

総評

初心者向け:オオカミくんはこわくない

明るいのが聴きたい:アワーハウスラブトラブル、嫌いじゃないけど人間てコワイ!

泣き演技がヤバい:ところで今は何番目でしょうか。

単純に名作:とろけて開いて

という感じです。このへん買っとけばよっぽど外れはないと思います。(ただ特典についてるやつとかフリトCD付きとかは入手難易度高いのでもし興味ある方いたら貸します…とにかく聴いてほしいから…)

結局のがみさんのどういうところが好きなんだろうと考えてみたけどリアルとリアリティの塩梅が絶妙なところかな〜と思っています。これはとろけて開いてのキャストインタビューの一部なんですが

例えば、「耳元で囁く」っていうシーンで本当に囁いてしまうと、「耳元で囁く」感じは出ないんですよね。そもそもマイクも声を拾えないと思いますし(笑)でもそのニュアンスは残さないと駄目なので、「囁かずに、耳元で囁いているように聞こえる声を出すにはどうするか」を考えて、「リアルではないんだけど、リアリティがあるように」を意識しています。

これ見て「なるほど…」となりました。BLって特にファンタジー的な要素が強いものだと思っているので、キャラクターの感情表現とか絡みのシーンとかで「リアルじゃないけどリアリティがあるように」というのを上手いとこ演技に落とし込んでるからこそBLCDとの親和性が高いのかなと半ば勝手に考えてます。日本語難しい

あとは素の喋りがカラっとしてるのに演技になると雰囲気が一気に変わるギャップも良い。(本編とフリトの喋り方の温度差でいつも風邪引きそうになる)私はそのギャップにやられたので責任を取ってほしい。

 

 

とろけて開いてが現状最新の受けなんですが、これ1年半前なんですよね…………飢える通り越して枯れる………………………ただのがみさん、つい最近まで子供向けホビアニの主役やってたので出なくなるのもやむなしかな…なんて考えていました。攻めの続編は来たし流石に今年は動きがあるはず…と思ってる。

このインターネットの片隅に投げこまれた駄文が誰かの目に止まれば、あわよくば興味を持っていただけたら嬉しいな…なんて思います。あと何度も言いますがマジで需要はここにあるのでレーベル各位の皆様、2021年は野上翔さんを何卒よろしくお願い致します。オタクより